音声認識を使った購買活動がどれくらい行われているのか、調査結果をご紹介します。Walker Sandsのレポートによれば、過去12ヶ月間の間に、消費者の19%が音声デバイスを使って買い物をしているとのことです。
Report: 43% of millennials have made a voice-device purchase in past year
音声認識を使った購買活動実態
消費者全体では19%の利用率である購買における音声デバイスですが、ミレニアル世代に限って言えば、その数字は43%にまで達しています。新しいやり方を、若者は積極的に活用しているようです。
データは米国の消費者アンケートに基づいており、1600人強の成人が対象です。全体調査で80%が音声で買い物はしないと回答しており、48%が全く考えもしないとしています。
※Walker Sands Future of Retail report (July 2017)
ユーザが音声による購買に気が向かない主な理由は下記の4つです。インターフェースが会話なので、ボタンを押して画面で確認するわけではないため、購買実感が湧きづらいといったところでしょうか。Amazon Echoの今後の課題ですね。
- セキュリティ
- プライバシー
- ビュジュアルの欠如
- 支払いの不確実性
Amazon Echoは全体の16%、Google Homeは6%所有されており、所有している人の中で複数デバイスを持っている人が2%います。興味深い結果として、20%が来年にデバイスを1つ購入する予定と回答しているようです。