Youtube TVで湧くGoogleですが、ひっそりとオフィスコミュニケーションを活性化するアプリを公開しました。Googleハングアウトのエンタープライズサービスです。(日本未公開)Googleハングアウトを使い、HDビデオ会議をセットアップして利用可能。今のところWebアプリとiOS版がありますが、Androidやアプリの紹介ページはまだ出ていません。
Google announces YouTube TV service that rivals cable for $35
Googleのオフィスコミュニケーションアプリ
Tech Crunchで紹介されている通り、Webアプリ版ではコードを入力して会議に参加する事ができます。スケジューリングされた会議を表示し打ち合わせを行います。(アプリから新規に会議を開始することは、まだできないようです)
iOSアプリはGmailやGoogleカレンダーとの統合機能が含まれており、オフィスサービスとして本腰を入れた事が伺えます。
Amazon Chimeに対応か
ちょうど2週間ほど前にAmazonが同様のサービス「Amazon Chime」をリリースしています。 Amazon Chimeはビデオコミュニケーションを通したオンタイムミーティングを可能にするアプリで、エンタープライズ向けの製品です。Googleのアプリリリースの時期が重なったのはAmazonの動きに影響を受けたのか定かではありませんが、気になるところです。
Amazon Chimeについて(抜粋)
ミーティングをこれまで以上に容易にし、さらに効果的にするためにデザインされています。Amazon Chime では、ワンクリックで高品質なサウンドとビデオのミーティングを始めることができます。ミーティングを始めると、チャット、コンテンツの共有、画面の共有がスムーズなエクスペリエンスとして実現でき、コンピューターや MAC のデスクトップ、iOS デバイスと Android デバイスに対応しています。Amazon Chime は完全に管理されたサービスとなるため、事前の投資、ソフトウェアの導入や常時のメンテナンスが必要ではありません。ユーザーは Amazon Chime アプリをダウンロードするだけで、数分で利用を開始できます。
Googleの新サービスは同社のビジネス支援サービス「G Suite」と深く連携しており、サブスクリプション料金に、このコミュニケーションサービスの使用料が乗るとも予想されています。クラウドとビジネスコミュニケーションを抑えにいく動きは、Amazonと同様のように感じられます。
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