MMDLaboは9月4日、格安SIMを購入検討している男女1072人を対象にした『格安SIM検討者の意識調査』 を発表しました。(iPhone 551人、Android 521人)2017年中に格安SIMに乗り換えようと検討中の人は多く、iPhoneユーザーで20%弱、Androidユーザー50%弱に達しています。
【調査結果サマリー】
- 購入検討時期、iPhoneユーザー18.9%、Androidユーザー46.6%が「2017年内」と回答
- 今まで格安SIMにしなかった理由トップ3は、「2年縛り」「理解不足」「通信速度」 iPhoneユーザーは「iPhoneでも利用できるかわからない」が顕著
- 格安SIMを挿すスマートフォンは「最新機種ではなく、ある程度新しい機種で安い方がいい」
- 検討端末、iPhoneユーザーは「iPhone 7」「iPhone 6s」「iPhone 7 Plus」、 Androidユーザーは「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「Xperia J1 Compact」
- 検討格安SIMサービス、iPhoneユーザーは「Y!mobile、楽天、UQ」 Androidユーザーは「楽天、UQ、Y!mobile」
格安SIMの購入時期
2017年中に格安SIMを購入しようと検討しているAndroidユーザーは、実に50%弱の46.6%に達しています。だいぶ格安SIMの注目度が上がっていますね。iPhoneユーザはまだ大手キャリアを使い続けようとする方が多いようです。楽天モバイルでもiPhoneの取り扱いを開始しましたが、まだまだ最新のiPhoneが買えるわけではないことなどが原因かも知れませんね。
今まで格安SIMにしなかった理由トップ3
格安SIMを検討している人がこれまで乗り換えなかった理由のトップ3がこちらです。自分も2017年になってようやく格安SIMにしたのでとても共感できます笑
こちらはiPhoneユーザーの回答トップ3。
iPhoneユーザーの回答
- 今契約している通信会社の2年縛りがあったから(53.7%)
- iPhoneでも利用できるかわからなかったから/購入できない(34.8%)
- 格安SIMが何なのかよく分からなかったから(32.1%)
続いてAndroidユーザーの回答トップ3です。
Androidユーザーの回答
- 今契約している通信会社の2年縛りがあったから(44.9%)
- 格安SIMが何なのかよく分からなかったから(31.7%)
- 通信速度がどのくらいかわからなかったから(30.5%)
携帯電話の契約は基本的に2年契約で、しかも料金プランが複雑です。なので、格安SIMと聞いて安くできるとわかってもそのサービスの全体像がわかりにくいのでなかなか乗り換えに踏切づらい印象です。乗り換えた後に通信速度が遅かった、、なんてことになったら長いこと我慢しなければならないですからね。
ほしい機種は?
格安SIMに乗り換える際にほしい機種は?という質問に対し、iPhoneユーザーの90.5%、Androidユーザーの56.6%がiPhoneと回答しました。
iPhoneユーザー(n=551)が検討しているスマートフォンのシリーズの内訳は、「iPhone 7」が43.7%と最も多く、次いで「iPhone 6s」が15.6%、「iPhone 7 Plus」が10.0%となった。 さらに、Androidユーザー(n=521)が検討しているスマートフォンのシリーズの内訳は、「iPhone 7」が24.2%と最も多く、次いで「iPhone 7 Plus」が15.4%、「Xperia J1 Compact」が11.9%となった。
検討中の格安SIMは?
最後はiPhone、Androidユーザーのもっともほしい格安SIMの調査結果です。iPhoneではY!mobileが1位、Androidでは楽天モバイルが1位となっています。注目は楽天モバイルですね。iPhoneユーザーで1位のY!mobileと1.4%しか変わらないので、Androidと合計するともっとも注目を集めている格安SIMといえます。やっぱり値段が安いのと通信速度が安定して早い点が人気の理由でしょうか?
iPhoneユーザー
- Y!mobile 47.7%
- 楽天モバイル 46.3%
- UQモバイル 42.5%
Androidユーザー
- 楽天モバイル 50.1%
- UQモバイル 31.5%
- Y!mobile 31.1%
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