タイムトラベラーの家系に生まれた青年が主人公の英国産ロマンティックSFラブロマンス・コメディーの傑作。時間、家族の大切さ、困難の先に掴んだ幸せの物語。
映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』オフィシャルサイト
個人的満足度
★★★★★=星5つ=何度でも観たい!絶対おすすめ!
あまりラブロマンスは積極的に観ませんが、友人におすすめされて仕方なく、、ところが当初の期待を大きく裏切り、最高の作品でした!
個人的評価基準
★★★★★・・・何度でも観たい!絶対おすすめ!
★★★★・・・・まさに傑作!観てよかった〜
★★★・・・・・観て損はない!
★★・・・・・・お金返して
★・・・・・・・お金と時間返して
あらすじ
舞台は英国南西部のコーンウォール。21歳になった青年ティムは、誕生日に父親からタイムトラベル能力があることを告げられる。突然の告白と驚くべき能力に疑いを向けるティムであったが、恋人が欲しいあまりにその能力を思う存分に使いタイムトラベルを繰り返す。
弁護士を目指しロンドンに移り住んでからは、最愛の人メアリーと出会い、恋に落ちる。(この時も1度暗闇のバーで出会うが、別件でタイムトラベルを使ったためメアリーは別の人の彼女になってしまうが、、)必死の努力で彼女の愛を勝ち取るが、その後家庭を築き、人生を送る中で立ちはだかる困難の数々、迫られる人生最大の選択とは。
人生の宝物は生きてきた日々そのもの!何気ない一日が、かけがえのない時間だったと気づく
個人的感想
ラブロマンスをあまり観ない筆者ですが、この映画は本当に観てよかったと思える作品の1つです。個人的によかった点をキーワードにまとめました。
- SFだけど、とても人間味溢れるストーリー
- 英国ならではのコメディカルタッチ
- メアリーがかわいい (どちらかというと女子ウケする)
- こんな家族を築きたいと思える
- 世界観がオシャレ
このドラマの最大の特徴は、何といっても主人公ティムが持っているタイムトラベル能力。 暗闇で拳を強く握って目を瞑ると、自分の戻りたい時間に戻れるというシンプルな能力です。
ティムはこのタイムトラベルを使って、人生の誤った選択を正すことを繰り返します。しかし、いつもそんなに上手くは事が運びません。困難にぶつかった時、ティムは人生で本当に大切にしたいことを認識します。
所々で散りばめられる英国風コメディカルタッチ、そしてティムの最愛の人メアリーがとてもかわいらしい作品です。多分彼女のかわいらしさは、どちらかというと女性にウケると思われます。ティムの両親や妹とのコーンウォールでの生活や、ロンドンでのメアリーと築いた家庭は、素敵な家族の姿そのものです。
そして何と言ってもアバウト・タイムは世界観がオシャレ!全てにおいてセンスのいい作品でした。
ちなみに、監督は『ラブ・アクチュアリー』、『パイレーツ・ロック
』を手がけたリチャード・カーティス。長編3作目となり、この作品を最後に引退すると表明していますが、まだ公言はしていないようです。ロマンティック・コメディが得意な監督で、アバウト・タイムは彼の良さが存分に出た作品だと思いました。
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※以降は作品の補足情報になります
作品データ
- 原題/About Time
- 制作年/2013
- 制作国/イギリス
- 内容時間(字幕版)/124分
- ジャンル/ラブロマンス/青春・コメディ・SF/ファンタジー
出演
- メアリー/レイチェル・マクアダムス
- ティム/ドーナル・グリーソン
- ティムの父親/ビル・ナイ
- ハリー/トム・ホランダー
- シャーロット/マーゴット・ロビー
スタッフ
- 監督/リチャード・カーティス
- 製作総指揮/リチャード・カーティスほか
- 製作/ティム・ビーヴァン
- 製作/エリック・フェルナー
- 製作/ニッキー・ケンティッシュ・バーンズ
- 脚本/リチャード・カーティス
- 撮影/ジョン・ガレセリアン
- 音楽/ニック・レアード=クロウズ
参考記事