IT企業の大手各社がこぞってリリースしたスマートウォッチですが、やはりなかなか需要を伸ばすことはできませんでした。2015年4月にアップルがアップルウォッチを発表した際には、多くの期待を集め一定の成功を収めましたが、そのまま成長を続けることは難しかったようです。たしかに、今はあまり使用している人を見かけないかもしれませんね。
※Statistaの記事を基にしています
• Chart: Smartwatches - The Next Big Thing That Wasn't | Statista
流行らなかったスマートウォッチ
Statistaの記事に掲載されていた以下のグラフを見れば、スマートウォッチがすでにそのピークを過ぎてしまったことがわかります。アップルをはじめ、大手IT企業がこぞって商品を投入しましたが、人々の生活には根付かなかったようです。
グローバルでのスマートウォッチ市場は、前年比で出荷台数が30%以上下落するとされており、市場としてはじめての後退を見せています。今年の4月〜6月の出荷台数は350台でしたが、昨年の同時期では500万台だったのです。
元記事では、スマートフォンと安価なフィットネス・バンドがそれぞれのマーケットを築いている一方、スマートウォッチは独自の機能を欠いており、広い範囲で受け入れられなかったとされています。
参考
スマートウォッチ市場は、やはり離陸しなかった:それを示す1枚のチャート! | Agile Cat --- in the cloud
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