Amazonは商品検索において、Googleより使われるサービスとなったようです。Search Engine Landにて、商品が検索される際に使われるサービスのランキングが紹介されていました。商品検索をする際に、Googleが35%使われているのに対し、Amazonは38%とGoogleを上回っているのです。
Survey: Amazon beats Google as starting point for product search
商品検索において、AmazonはGoogleより上
アメリカにおける1,000人のユーザーを対象に調査された結果、商品検索をする際に、最初に使うサービスはAmazonがもっとも多いようです。PowerReviewsによる調査結果です。
Amazonが1位、そしてGoogleは僅差ではありますが、2位につけています。さらにブランド/小売店サイトが追随している状況です。 さらにその下にeBayやEtsyといったEコマースマーケットプレイスが続きます。下記が各サービスの利用率となっています。
- Amazon - 38%
- Google - 35%
- ブランドまたは小売店サイト - 21%
- その他Eコマースマーケットプレイス - 6%
ユーザーがAmazonでショッピングをする理由は、レビューや商品選択、無料配送、そして商品価格があるようです。
Googleで商品を探すユーザー35%のうち、52%は検索結果のショッピングを表示する項目についてクリックしています。うち41%がAmazonのリンクであり、同じ割合で小売店のサイトをクリックしています。27%がブランドのサイトとのことです。
ちなみに、別機関による2,000人を対象にした調査によれば、商品検索のスタートで44%がAmazonを利用しているという結果も出ていたようです。34%が検索エンジンでした。
Amazonの流入元はどうなっているのか
直接Amazonを使うユーザーはどうやってAmazonにたどり着いているのでしょうか。楽天との比較グラフになってしまいますが、以下の図を参考にしてください。"直接"が多く、おそらくブックマークが中心ということでしょう。ECを利用するユーザーは、サイトをお気に入りとして登録しておく傾向にあるようですね。
アクセス数を年間35億集めるEC界の巨人『amazon』『楽天』。 2016年早々、分かれた明暗。 – SimilarWeb日本公式ブログ
一方でプライム会員が好調なAmazonですが、その数が頭打ちではないか、という意見も見受けられます。これからよりユーザー数を伸ばしていくAmazonがどんな策を打ってくるのか期待ですね。
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