ニールセンがスマホユーザーの最新Eコマース利用動向を発表していました。スマホからEコマース関連サービスを利用するユーザーは5000万人規模に成長しているようです。Eコマースでは、Amazonや楽天といった有名企業が思い浮かびますが、それ以外にもユーザーを集めるサービスがあるようです。
スマホユーザーの最新Eコマース利用動向
- スマホからEコマース関連サービスを利用する人は4,857万人
- 利用者数トップ3はAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング。オムニ7も利用者数上位に
- 各Eコマースサービスの利用者の7割以上がAmazon、楽天市場を併用
ニールセンによれば、2016年の5月時点でスマートフォンからEコマース関連のサービスを利用しているユーザーは4,857万人となっており、スマートフォンユーザーの全体の伸び14%と同程度となっていたようです。
Eコマース利用者上位5サービス
1、2位はやはりAmazon、楽天でした。両者ともに3,000万人を越すユーザーに使われており、3位以下を大きく離しています。なおSimilar Webの独自調査によれば、2015年の段階でもAmazonの方が楽天より多くのユーザーに使われています。ちなみに、スマホではそれほど利用者数に差はありませんが、PCではダントツでAmazonが強いです。気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
アクセス数を年間35億集めるEC界の巨人『amazon』『楽天』。 2016年早々、分かれた明暗。 – SimilarWeb日本公式ブログ
さらにいうと、アプリのMAUではメルカリがAmazonを抜いているようです。まさに群雄割拠ですね。
メルカリ、アプリMAUではAmazonより上に。‐ App Ape Lab
3位にはYahoo!ショッピングがつけています。サービスの質というより、Yahoo!Japanからの流入でユーザーを稼いでいる気がしなくもないですね。
上位3サービスのユーザー増加率
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング各サービス順調にユーザー数を伸ばしています。各社の伸び率はスマホユーザーのEコマース全体利用者数伸び率15%をはるかに上回っている状況です。
Amazonと楽天とのユーザー重複利用率
各サービスとも70%以上が重複しています。サイトを横断的に探し、商品を選択していることが伺えます。