日本ではあまり流行していないSnapchatですが、海外ではしっかりとユーザー数を伸ばしています。まだまだユーザー数が伸びると予想されているSnapchatですが、今後どのようにその数を伸ばしていくか、SocialTimesにて紹介されていました。今やTwitterをも打ち負かす存在のSnapchatですが、今後はどれくらい成長していくのでしょうか?
Snapchat on the Road to Long-Term Success (Report) | SocialTimes
成功道に乗るSnapchat
Snapchatは最も早くユーザー数を伸ばしたソーシャルネットワークの内の一つです。eMarketerが集めたユーザーデータによれば、今後数年間にわたって、Snapchatが上方軌道に乗って成長していくとされています。すでにデイリーのアクティブユーザー数ではTwitterを上回っており、Pinterestの後を追い、直近1年間で27.2%の成長を見せ、56.8百万人にリーチしています。eMarketerのデータからは、ソーシャルネットワークが長生きするための核となる、ユーザーの長いエンゲージメントが見て取れることが確認されています。
1つのソーシャルネットワークを使い続けるユーザーはほとんどいませんが、Snapchatは彼らの注目を集め続けるための努力をしています。現在ソーシャルネットワークユーザーの31.6%がSnapchatを継続的に利用していますが、eMarketerは2020年には42.2%まで成長すると予想しています。
今後数年でSnapchatはより幅広い層のユーザーを獲得していくと予想されています。2017年には、65歳以上のユーザーが52.2%増え、11歳以下のユーザーも31.2%増えるとされています。2020年には、各年代で10%ほどの成長をし、飽和するとされています。
昨年、Snapchatは画像加工フィルターアプリLookseryを買収しています。画像によるコミュニケーションをより活性化させるための買収かと思いますが、ユーザーの満足度を高めるために、さまざまな努力を重ねていますね。同じチャットアプリの競合でいえば、Facebookメッセンジャーがありますが、Snapchatに対抗して動画フィルターアプリのMSARDを買収しています。今後はSnapchatとFacebookメッセンジャーの戦いにも注目していきたいです。
参考記事
More Than Half of Adults Online Use Two or More Social Networks | SocialTimes
FacebookがSnapchatと対抗するため、動画フィルターアプリのMSQRDを買収 | TechCrunch Japan