Twitterを併用しているユーザーが多いアプリが紹介されていました。ニールセンの調査結果になります。ユーザー属性の近さ、マーケティングでの活用に期待が持てそうなデータではないでしょうか。最後に非ゲームアプリのマーケティングについて語られている面白い記事も紹介しています。
Twitterを併用しているユーザーが多いアプリ
ニールセンがTwitterを併用しちえるユーザーが多いアプリを独自に調査し、結果を公表しています。
- Twitter利用者率が高いゲームアプリ1位は「ラブライブ!」、ショッピングアプリ1位は「ミンネ」
- Amazonやメルカリの合間に利用されるアプリ、利用者数1位はLINE、利用時間1位はTwitter
- Twitterユーザーは、新しくリリースされたゲームを半年の間に平均約3個利用
ゲームやショッピング・フリマアプリを利用するユーザーとTwitterユーザーの属性が近いようです。特にゲームアプリとの親和性が高そうですね。Twitterを使っているとゲームの広告をよく見かけます。
ニールセンが行った今回の調査の目的は、広告主のマーケティングのヒントになる情報を提供するため、とのことです。Twitterユーザーとノンユーザーのインターネット利用動向を分析しました。
Twitter利用者率の高いゲームアプリ ベスト10
Twitter利用率の高いゲームアプリは「ラブライブ!スクールアドフェスティバル」というKLabGamesが出しているゲームアプリです。このゲームでは、なんと78%ものユーザーがTwitterを併用しています。ゲームアプリのユーザーはTwitter利用率が非常に高いです。TOP10で10番目のドラゴンクエストモンスターもほぼ半数のユーザーがTwitterを併用しています。この高い数字が出ている要因としては、ユーザー属性以外でいうと、ゲームアプリ内にTwitterとうまく連動する機能などが用いられているのでしょうか。
Twitter利用率の高いショッピングアプリ ベスト10
ショッピングアプリで最もTwitter利用率が高かったのは、ハンドメイド商品のフリマアプリ「ミンネ」(64%)です。ついで「メルカリ」(56%)、「フリル」(55%)となっています。ショッピングアプリの中でも、フリマアプリのユーザーはTwitterの利用率が高い傾向にあります。
ショッピングの合間に起動されるアプリ
次にオンラインショッピングを起動している合間に起動されるアプリのランキングです。「Amazon」、「楽天」、「メルカリ」の3つのショッピングアプリ利用中に、LINEが起動されています。2位以下のサービスはショッピングアプリごとに異なる結果となっています。ですが、どれもショッピングアプリを使って商品を探す際に、比較検討するための情報を集めるために使っているように見えます。
LINEが最も起動される回数が多い一方、利用時間で見るとTwitterが一番多い結果となったようです。それぞれの使い方としては、LINEでは友達に商品について意見をもらうように使い、Twitterでは検索をかけて商品のレビューを探すのでしょうか。
Twitterユーザーとノンユーザーの新しいゲームアプリ利用個数
Twitterユーザーとノンユーザーの新しいゲームアプリの利用個数の比較です。下記の通り、Twitterユーザーは2.9個に対し、ノンユーザーは2.0個となっており、Twitterユーザーの方が1個ほど多い結果となっています。
非ゲームアプリのマーケティングについて
本記事では、ゲームとショッピングアプリ、そしてTwitterの関係についてご紹介しました。Twitterを利用してて思うことですが、日本はやはりゲームアプリのマーケティングが進んでいる印象です。一方で、非ゲームアプリはどうでしょうか。この記事で触れたショッピングアプリは目立っていますが、それ以外の分野ではスマートニュースのようなニュースアプリ以外、あまりアプリが目立っていません。
この非ゲームアプリのマーケティングの弱さについて語られていた面白い記事がこちらです。ぜひご覧ください。
非ゲームアプリのマーケティングについて語ったよ|決算が読めるようになるノート|note