InstagramのタイムラインがFacebookのように時系列ではなく、ユーザーの興味関心に合わせたものに変更されたようです。The Vergeにて紹介されていました。InstagramはFacebookのサービスなので、タイムラインの最適化は期待が持てそうです。
Instagram's plan to show you the best photos first is now rolling out globally | The Verge
Instagramがタイムラインのアルゴリズムを変更
Instagramがタイムラインのアルゴリズムを変更しました。(6月4日にグローバルで反映)この変更により、ユーザーはより自分の興味のある写真に出会うことが可能になります。
新しいタイムラインはマシーンラーニングを用いて、よりユーザーが楽しめるパーソナライズされたコンテンツを提供します。マシーンラーニングは、ユーザーのカッコのアクティビティを元にタイムラインを構成します。
ユーザーが特定のアカウントに対してLikeなどのアクションを起こしていれば、そのアカウントの投稿を優先的に上に表示する仕組みです。まさにFacebookのようなタイムラインですね。The Vergeの記事には記載がありませんでしたが、フォローしているユーザーの多くが反応している写真も優先的に表示されそうですね。
これまでは70%の投稿が見逃されていた
Instagramの公式ブログによれば、これまでのタイムラインでは投稿の70%が見逃されていたようです。今回の変更でユーザがよりお気に入りの投稿に出会う機会が増えることが期待されます。
See the Moments You Care About First
元となるのはやはりFacebookのタイムライン
InstagramはFacebookの所有サービスなので、タイムラインのアルゴリズムもFacebookの多くを踏襲していると思われます。ではFacebookのアルゴリズムはどのように作られているのでしょうか。詳細は下記の記事を参考にいただければと思いますが、その実態はFacebook社員の地道な努力がある一方、まだまだ洗礼されていない未熟なものなのだそうです。多くの優秀な社員を抱えるFacebookでも、ユーザーに最適なものを作るのは難しいようです。Instagramのタイムラインでも試行錯誤が行われそうです。
Facebookのニュースフィードを生成するアルゴリズムはどのようにして決められているのか? - GIGAZINE