Googleが映画とレシピのサイト向けにリッチカードをローンチしました。Search Engine Landにて紹介されていました。これはリッチスニペットをアップグレードしたものとされています。アップグレードに伴い、Search Consoleにも新しいレポートが追加されました。
Google launches rich cards for movie and recipe websites
映画とレシピサイト向けのリッチカード
リッチカードはとてもリッチスニペットと似ています。しかし、以下のキャプチャのようにカード形式のカルーセルで表示され、ユーザーを惹きつけるキレイな画像が特徴です。
Googleはこのリッチカードを利用できるのは今のところ料理レシピサイトと映画のサイトに限定しているようです。Googleで英語検索すると確認できます。
リッチカードをサイトに適用するためには、新しいフォーマットを適用する必要があるようです。以下のdeveloper siteで確認することができます。
Search Gallery | Search | Google Developers
新しいフォーマットに加えて、新しいレポート機能がSearch Consoleに追加されています。インデックスの割合と、エラーレポートにより開発を手助けしてくれます。Seach ConsoleのURLは以下です。
リッチスニペットについて
そもそもリッチスニペットについてですが、リッチスニペットは検索結果をリッチに表示できるGoogleの仕組みです。以下のキャプチャのようにWebサイトを選ぶ際に参考となる画像や、評点を表す星マークが表示できます。これはGoogle指定のフォーマットでサイトを作ることで表示可能となります。レビューや人物、商品、レシピ、イベントなどをサポートしています。
表示される条件
表示される条件は以下の3つになります。
- 構造化データを技術的に正しく実装していること
- リッチスニペットのポリシーに一致していること
- サイト全体の品質が高いこと
実装しても検索結果に出てこない場合には、以下の記事を参考にしてください。
リッチスニペットが検索結果に出ないのはなぜ? ―― リッチスニペット表示に必要な3つの基準 | 海外SEO情報ブログ
参考
リッチスニペットとは | SEO用語集:意味/解説/SEO効果など [SEO HACKS]