ニュース記事やブログを投稿する際に、多くの人に読んでもらうためにはどうすれば良いでしょうか?参考になりそうなデータがNieman Labにて紹介されていました。この記事では、よく読まれる記事の単語数・ユーザーが記事を見つけるまでにかかる日数・よく読まれる時間帯などを書いています。調査対象が海外ですが、日本でも応用できる部分はあるかと思います。
よく読まれる単語数
スマートフォンで読まれる記事の単語数と、読者の滞在時間を表したグラフが以下になります。文字数が多くなればなるほど、滞在時間も長くなっています。当たり前感もありますが、5000単語以上の記事は他と比べて滞在時間がとても長くなっています。5000単語を超える記事は、じっくり読む必要がある専門的な内容なのでしょうか。
FacebookとTwitterの比較
ユーザーが記事に触れる機会が多いFacebookとTwitterではどのような差があるのでしょうか。その答えが以下のグラフになります。このグラフにある「SHORT-FORM」とは101単語〜999単語からなる記事、「LONG-FORM」は1000単語以上を意味しています。Facebookの方がLONGとSHORTいずれもユーザーが記事を読む機会が多くなっていますが、記事の滞在時間はTwitterの方が長くなっています。
ユーザーはいつ記事を見つけるのか
以下のグラフは記事が公開されてから、ユーザーがその記事を訪れるまでの日数を表しています。圧倒的に1日目に読まれており、日を追うごとに少なくなっています。非常にコンテンツとしては短命のようです。
何曜日に記事の滞在時間が長いか
次のグラフは曜日ごとのユーザーの滞在時間をSHORTとLONG別で示した記事になります。月曜日と金曜日が比較的長いようですね。LONGの方がSHORTより2倍ほど長くなっているのも注目ですね。
よく読まれるテーマ
ここまで主に単語数で見てきましたが、以下のグラフはテーマ別の数値になります。「犯罪」や「政治」といったテーマがよく読まれるという結果になっています。筆者はテクノロジー系ばかり読むので視野が狭くなっていましたが、やはり一般的な興味はより社会・日常生活に関わるものに向けられているようです。