デスクトップでの検索数が最も多かったのは2013年、というレポートがSearch Engine Landに掲載されていました。数字はアメリカでの利用を元にしたものになりますが、今後の検索市場を考える上で参考になるのではないでしょうか?
Data show that search query volumes on the PC peaked in 2013
デスクトップでの検索シェア内訳
上記グラフは、2016年の1月と2月の検索数シェアです。Googleが6割ほどで2番目で追いかけるのがマイクロソフトのBingですね。それ以降はヤフー、Ask Network、AOLと続きます。
デスクトップでの検索数は2013年が最大
グラフの青は全体のデスクトップ検索数、赤がGoogleでのデスクトップ検索数を表しています。モバイルの利用拡大も重なり、デスクトップでの検索数は2013年が最大で、それ以降は下降しています。それに伴いGoogleの数字も下降していますね。
モバイルの検索市場ではGoogleの存在感が増す
こちらのグラフはモバイル検索市場でのシェアを示しています。9割以上がGoogleとなっており、かなり独占的な状態になっていることが分かります。
Googleによれば、すでにアメリカを含め10カ国においてモバイルの検索数がデスクトップを上回っているようです。
最後に
モバイル市場こそが企業がしのぎを削る場所となりましたね。モバイルの勢いが増している事実の参考ですが、以下の記事にて中国やイギリスではテレビ広告費をモバイルの広告費が上回ったと報じられていました。アメリカでも、2020年にモバイルの広告費が追い抜くと予想されています。企業がモバイルに力を入れていることの証拠でしょう。
メディア・パブ: モバイル広告費がテレビ広告費を追い抜く、中国や英国に続いて4年後には米国でも
これからもモバイルに関する様々なニュースが出てくると思いますが、適宜このブログで紹介していればと思っています。