モバイル市場が注目を集めている中、その状況を掴んでおくことはビジネスにおいて非常に重要です。この記事ではモバイル市場に関する知っておきたいデータを5つ紹介します。
1 - iOSとアンドロイドのモバイル占有率
iOS and Android dominate marketshare - Business Insider
スマートフォンを利用している81.6%の人がアンドロイド、iOSが15.9%という状況です。97.5%がGoogleとアップルに支配されています。この状況は、グラフからも分かる通りスマホが出たばかりの2009年から完全に逆転した数字となっています。
2 - アップルがモバイル市場の92%の利益を上げている
• Chart: Apple Claims 92% of Global Smartphone Profits | Statista
先ほど紹介したグラフでは、iOSの占有率が15%ほどでした。しかしアップルの高い利益率で、モバイル市場の92%の利益を稼いでいるのです。かなり特殊な利益構造なので、今度調査したいと思います。
3 - スマホの浸透率がシルバー世代でも高まる
Young Americans can't live without their mobile phones - Business Insider
あくまでアメリカのデータですが、18〜50歳の世代でもっとも重要なデバイスはスマートフォンという結果になっています。グラフが50代以降で逆転していますが、シニア世代でも徐々に浸透率が高まっています。今の若い世代がシルバー世代になるころには、PCはほとんど使われないかもしれませんね。
4 - 主要メッセージアプリのユーザー数がソーシャルメディアを抜く
The Messaging App Report - Business Insider
2015年第一四半期時点の数字ですが、メッセージアプリのトップ4はWhatsApp, Facebook Messenger, WeChat, Viberで、ソーシャルメディアのトップ4はFacebook, Twitter, LinkedIn, Instagramです。
5 - Facebookの利用ユーザーはモバイルオンリーが1位に
Facebook mobile-only users most common - Business Insider
Facebookを利用するユーザーで、一番多い使用方法はモバイルオンリーというデータです。PCの利用率と2012年から逆転しているのが一目瞭然です。ちなみにFacebookのモバイル・アドの収益は全体の78%を占めているようです。
《参考》
最後に
注目を浴び続けるモバイルのマーケットは常に情報をキャッチアップしておきたいところです。今後も面白い・役に立つデータを見つけたら随時紹介していきたいと思います。