もう3月に入ってしまい今更感があるのですが、ソーシャルメディアを中心としたウェブのメディアについて、2015年の気になるデータをご紹介します。ソーシャルメディア戦略設計やコミュニティ運営を行う「OUR SOCIAL TIMES」の記事になります。元記事では8つのデータを紹介していますが、この記事では筆者的に興味深かった6つのデータを抽出しています。
1 - InstagramがTwitterのユーザー数を追い越した
2015年の9ヶ月間で50%成長したInstagram。ついにTwitterを抜きました。テキストより動画のほうが多くの人を魅了するということでしょうか?
2 - Facebookの投稿は、2%リーチ率が落ちている
500以上のいいね!数があるFacebookページについて、投稿のリーチ率が2%落ちているとのことです。すべてのFacebookページで見れば6%以上落ちていますね。勝手な推測ですが、Facebookページの数が増え、それに伴い投稿が増える一方、ユーザーがクリックしたりリアクションを示すコンテンツは限りがあるので、全体的に落ちているのではないでしょうか。一部のFacebookページはおそらく逆に流入が増えているかもしれません。
3 - YoutubeよりFacebookで動画が見られている
Facebookでの動画閲覧数が、Youtubeを上回ったようです。ただし、Facebookの閲覧数には、オート再生の回数も含まれていますのでご注意を。とはいえ、最近のFacebookは勢いが凄まじく、売り上げも順調に伸ばしています。これから動画により力を入れてくることが予想されるので、この差は開くかもしれませんね。
《参考》
【チャート多め】モバイル時代の王者!今のFacebookを知るデータ12選
4 - SnapChatが1年で56%の成長を見せる
マーケティングツールとしても注目を集めるSnapchat。ものすごい勢いでサービスを拡大しているようです。日本でまったく流行ってないのでよくわかりませんが。以外とKakao TalkとVineて順調に成長してるのですね。
《参考》
日本のメディアも予習すべき、Snapchat「Stories」活用法:米4メディアの投稿事例 | DIGIDAY[日本版]
5 - Tumblerのデイリーアクティブユーザーは120,000!
最近あまり名前を聞かないですが、Tumblerが順調にアクティブユーザーを伸ばしているようです。Tumblerのインフィード広告とか、動画ってすごいおしゃれでいい感じになりそう。もう取り組みははじまっているのでしょうか。
《参考》
6 - InstagramはTwitterの50倍エンゲージメントが高い
ユーザーとして両方使っている身としては、実感値に近い数字だな〜と思いました。Instagramは企業の投稿画像に売り込み要素が少ないので、必然的にユーザーはエンゲージしますよね。「◯◯50%OFF」とは書いてあるバナーのような画像がInstagramに流れないですし。そういった投稿をさせない世界観を作ったInstagramはすごいです。一方でコンバージョンにどれくらい寄与するのか、という観点では気になるところです。Instagramでファンになったユーザーは、どのメディアを通してコンバージョンにつながるのか。サービスを横断した今後の動きは気になります。