最近日本でも「Instagram」の利用が増えており、注目されています。こちらの記事では、Instagramの認知率が1年間で5割弱から7割強に増えたとされています。
Instagramの認知率、7割強に/10代の接触頻度高いのは「スマホ広告」【ジャストシステム調査】:MarkeZine(マーケジン)
ユーザーの認知率・利用率が伸びるとともに、企業もInstagramをマーケティングツールとして利用するようになっています。この記事ではデータ分析を主にする「ユーザーローカル」が発表した、国内企業のInstagramアカウント開設数と、実際に開設しているアカウントの事例をご紹介します。
日本国内1万社突破!盛り上がりを見せる企業Instagram
ユーザーローカル独自の調査によると、日本国内の企業Instagramは2016年1月時点で1万社に達したようです。以下、企業Instagramの 判定方法についてになります。
企業がビジネス用に開設したアカウントなのか個人アカウントなのかについては、投稿内容やプロフィール、フォロー情報をもとに機械学習によって自動判定しています。
企業の人気アカウントランキングはこちらから見ることができます。ジャンルとしては、ファッションブランド・ショップやカフェなどの飲食店、大手メーカーが多いようです。ファッション商品や食べ物は、写真で訴えかけられるので、Instagramとの相性がよさそうです。以下のグラフが、国内企業Instagramアカウント開設企業数の推移を表しています。年次の推移で見ると、利用企業数は毎年2倍というハイペースで推移しています。
Instagram活用事例紹介
ここからは、企業アカウントだけど、写真がおしゃれで楽しめるアカウントを3つご紹介します。
1 - 北欧暮らしの道具店
一回の投稿の文章が長いですね笑。気合の入り方が違います。北欧の暮らしをコンセプトにした、おしゃれな写真が楽しめます。
2 - GINZA
マガジンハウスの女性向け雑誌『GINZA』のInstagramアカウントです。雑誌の内容を投稿するものがメインですが、コンセプトが尖っているので絵になります。
3 - 1LDK
中目黒の人気セレクトショップ「1LDK」のInstagramアカウントです。シンプルだけど、ちょっと非日常的なおしゃれなアイテムの写真が楽しめます。
最後に
いかがでしたでしょうか?企業のInstagramアカウントは、もちろん自社の商品を紹介する広告的なものではありますが、通常の広告と違って見ていて楽しいものが多いです。これからユーザーが増えてくることも予想されるので、もっと企業アカウントも活性化されてくるのではないでしょうか。企業側としては、ユーザーの支持を集めながら、より効果的なマーケティングツールとして活用するスキルが求められそうです。