Googleがローカルビジネス周りを強化しています。企業からGoolgeに情報を送りやすくなったAPIや、検索結果からお店を予約できる『Place Actions』など、続々と新機能が公開されています。この記事では、ナレッジパネル向けのローカルビジネスデータを管理するマークアップについて、ご紹介します。
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ローカルビジネスデータ向けの新しいスキーマが開発され、現在Googleによってテスト中と発表がありました。
ローカルビジネス情報のデータをGoogleに送るための、新しい構造化データを解説するページを、Googleは新たに追加しました。ドキュメントによれば、現在はテスト段階にありますが、近く公開できるものであると期待されています。このスキーマをウェブページに実装することで、ローカルビジネスのオーナーは、自身のビジネス情報を、今までより効果的に、Googleに送ることができるようになります。これにより、よりリアルタイムな情報の変更を、ビジネスオーナーとGoolge双方が可能になります。これらの情報は、検索結果のナレッジパネルに反映されます。
興味深い点は、GoolgeマイビジネスAPIが2015年12月17日に公開されたばかりという点です。このAPIはビジネス情報をGoolgeに送ることを、"プログラム的に"容易にすることを狙ったものです。
今回のスキーマは、このAPIとは異なり、直接ウェブページに追加する必要があります。これにより、Googleがクロールした際に、マークアップに気づきGoolgeはローカルビジネスデータを使えるようになるのです。私は、これによりGoolgeマイビジネスのデータも更新されると考えています。
Goolgeのディベロッパーズサイトに掲載されているドキュメントには、以下の記載があります。
現在、我々は限定されたデータプロバイダーと、この機能をテストしています。近いうちにこの機能を公開し、誰もが利用できるようになることが期待されています。
まだ公開される日程はわかりませんが、先行して自分のサイトにマークアップを行うことは可能です。
より詳細な情報については、ドキュメントをお読みください。
この情報は、Rohan AyyarがTwitterで教えてくれたものです。
※この記事はSearch Engine Landの『Google Tests Markup For Managing Local Business Data For Knowledge Panel』を訳したものになります。
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