黒子の観察者

テクノロジーやビジネス、音楽、グルメ、投資(ロボアドバイザー)について書くブログです。

ユーザーに好かれるサービスとは?!2015年インターネットサービスの利用者数ランキングと、2016年の展望

Sponsored Link

f:id:blackwatcher:20160123175627p:plain

画像引用元:Facebook Messenger Hits 800 Million Monthly Active Users

昨年末にニールセンが公開していた「2015年のインターネットサービス利用者数ランキング」が面白かったのでご紹介します。また最近のニュースなどから、2016年の展望についても考えてみました。

www.netratings.co.jp

まずは2015年のランキングに関するまとめです。大きなトピックとしては、次の3つにまとめられます。

  • 2015年PCからの利用者数1位は「Yahoo!」、2位以下との差は拡大
  • スマホアプリ利用者数1位は3年連続で「LINE」、2位以下とは1,200万人以上の大差
  • 利用者増加率No.1アプリは「メルカリ」、2位は「Instagram」

次に日本におけるパソコン、スマホ、アプリ利用者の多いTOP10をご紹介します。また、最後に利用者増加率TOP5もあります。

2015年 パソコンからの利用者数TOP10

f:id:blackwatcher:20160123150557p:plain

相変わらずYahooがトップを独走中のようです。地元に帰った時に、そんなにインターネットに詳しくない筆者の母でさえ使用していますから、多くの人に支持されているのでしょう。またFC2が3位に入っているが意外でした。私が無知で何もわかっていないのですが、どのようなタイミングで使用されるのでしょうか。

WikipediaはほとんどがSEO流入で、このランキングに食い込むあたりさすがです。アダルトサイトが10位以内に入ってもよい気がしますが、おそらく省かれているのでしょう。やはり全体的にスマホの勢いにおされ、利用者の低下が目立っていますが、その下げ幅も鈍化傾向にあるようです。(以下本文引用)

2015年におけるPCからの利用者数TOP10サービスをみると、2014年と比較して10サービス中9つのサービスで利用者数が減少していました。ただし、2014年時点ではTOP10全てのサービスが2ケタ減となっていたことと比べると、減少幅は小さくなりました。

2015年 スマートフォンからの利用者数 TOP10

f:id:blackwatcher:20160123150701p:plain

スマホの勢いは相変わらずすごいですね。すべてのサイトが昨年対比の増加率で上昇しています。スマホのランキングになると「Ameba」が9位にランクインしてきます。これだけ他のサイトが伸びているんなか、伸び率が少ない原因はなんなのでしょうか。もしかしたら、他社に先駆けてスマホに力を入れていたので、すでにある程度成熟しているのかもしれません。

スマホと相性のよいLINEやTwitterはアプリでも紹介しますが、それぞれユーザーの利用方法が異なっています。LINEはスマートフォン利用の中でもアプリ比率が高い(9割以上)一方、Twitterはアプリとスマホウェブが半々くらいです。

2015年 スマートフォンアプリ利用者数 TOP10

f:id:blackwatcher:20160123150828p:plain

LINEの数が圧倒的ですね。個人的にYoutubeが3位というのが、意外な気がしています。動画はパケットを多く消費するので、スマホでは通信制限を気にしてあまり見ないのではないかと思っているからです。利用されている方は、wi-fiなどを駆使して、巧みにそのリスクを回避しているのでしょうか。

全体を見てみると、結構Google関連のアプリが多いですね。最近Facebookメッセンジャーがユーザーを伸ばしていたり、Facebookからさまざまな機能を切り離している、なんて情報もあるので、これからはFacebook関連のアプリが増えてくることも予想されます。(後述)

2015年 スマートフォンアプリ 対昨年増加率 TOP5

f:id:blackwatcher:20160123150905p:plain

メリカリ、Instagram、Facebookメッセンジャーは評判通りの数字ではないでしょうか。個人的に注目したいのはSmartNewsです。ニュースアプリは、ニュースをアグリゲーションする仕組みがほとんどなので、他のニュースアプリと差別化がしにくいと思っています。なぜSmartNewsだけここまで利用者数を伸ばすことができたいのか気になります。

2016年は?

個人的に注目していきたいのは、次の3つです。内容としてはアプリに偏っていますが、スマホの利用率とユーザーにアプリを使用させるための企業努力が目を見張るので以下のように考えています。

  • Google Now on Tapのディープリンク(アプリ使用率向上)
  • Facebookの躍進
  • Fintech(金融サービス)

Google Now on Tapのディープリンク(アプリ使用率向上)

簡単にその場で欲しい情報をレコメンドしてくれる機能「Now on Tap」ですが、この機能を通してユーザーがアプリに触れる機会が今後より増えてくることが予想されます。ディープリンクにより、アプリ間の連携もスムーズになっていき、今まで以上にアプリにお世話になる機会が多くなりそうです。今年1年間のアプリ利用率の向上幅に、大きな影響を与えるでしょう。

Facebookの躍進

Facebookメッセンジャーのユーザー数が世界で8億人を突破するなど、勢いがとまりません。Facebookメッセンジャーのように「Facebookの機能を一部切り離したアプリ」に、Facebookは活路を見出しており、写真共有アプリなど今後もこの方向性でさまざまなサービスを展開してきそうです。実際昨年末のニュースでは、「店舗検索」機能を開発中とニュースもありました。来年のアプリランキングにFacebookの他のアプリがランクインするかもしれませんね。

www.gizmodo.jp

《参考》

Facebook Messenger Hits 800 Million Monthly Active Users

Facebookの非公開共有写真アルバムアプリ「Moments」が日本上陸 BGM機能も - ITmedia ニュース

Fintech(金融サービス)

最近注目されているFintechです。筆者はまったくのど素人ですが、以下のブログに取り上げられている英国のAtom Bankの事例が非常に面白かったので、注目してみました。なんとこのAtom Backという銀行は「モバイルオンリー」の銀行なのです。以下引用です。

英アトム銀行(Atom Bank)は、まさにモバイルオンリー銀行である。銀行版Uberとして注目され、スペインの大手銀行BBVAからも出資を受けている。銀行と顧客間の取引チャネルとしては、これまで支店やATM、Webサイト(オンラインバンキング)などが中心であった。でも最近はFinTechの追い風も受けて、スマホを介したモバイルバンキングの取引件数が急上昇している(図2参照)。英銀行協会もモバイルバンキングによる取引件数が、その他のすべてのチャネルによる取引件数総計を2020年までに上回ると予測している。

メディア・パブ: 「モバイルファースト」から「モバイルオンリー」へ

日本にもこの流れがきたら便利だな、と思ってしまった次第です。正直、もし今年日本に登場したとしても、アプリ利用率の中で一気に存在感を見せるとは思えませんが、徐々に広がってきそうなので要注目です。

 

以上になります。変化の早いウェブ業界ですので1年後がどうなっているかはわかりませんが、注目プレイヤーからは目が離せません。

おすすめ記事紹介

マーケティングやトレンドに関するおすすめ記事はこちらです。ぜひチェックしてみてください!

blog.blackwatcher.net

blog.blackwatcher.net

blog.blackwatcher.net